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加子母村

 8月8日、9日、岐阜県加子母村・かしもむら・と読む(現・岐阜県中津川市加子母)へ行ってきました。
 長野県との県境近くにあり、2年前チェンバロでお馴染みのアトリエ玉手箱さんところに初めて伺ってから、加子母村に行くのは2度目でした。
 今回は、娘夫婦が加子母でのボランティア活動(針金細工)に呼ばれたので、ジジババが孫2人の面倒を現地で見ることになりました。
 実は加子母には、名古屋時代大変お世話になったSさんご夫妻がいます。旦那さんは加子母村出身で、当時は名古屋で本当に困っている人のための地域に根差した法律事務所の事務局長をやっておられました。
たまたま私共はその近くのボロ長屋で脱サラでガリ版印刷屋をやっていて生活にも困り果てっていた時でしたが、その事務所に昔の知り合いがいて、印刷の仕事を頂く事ができました。

 その後、Sさんが定年を機にUターンされていることを知り、今回の加子母村行きで18年ぶりにお会いすることができました。Sさん夫妻が早速ボランティア会場まで来て下さり感激しました。名古屋での思い出話や、互いの現状の様子などで話が盛り上がりました。 お二人には貴重なお時間を頂きました。
 またSさんが今、地域活動の一環で編集委員長を務められた『加子母老人クラブ連合会50周年記念』誌を持参いただき、帰宅後拝見させて頂きました。地道にそして着実に今も活動されていることに敬意を表します。
 翌日は、孫たち身内で川遊びや大杉地蔵尊・明治座を見学させて頂きました。楽しかったです。特に明治27年に建てられ今も歌舞伎などが行われている明治座は素敵な所でした。
 
日本各地で平成大合併が行われ、今「ふるさと」が失われつつあります。これは大変なことだと思っています。政府、行政の大汚点だと思っています。
僕の生まれ育った大分県直川村からも『村』と言う文字が消えました。4月に何年振りかに帰省しましたが、店は全国どこでも見られるチェーン店の甲板で個人商店は減り、それと同時に自然が失われ、心の『ふる里』さえも奪われつつあります。今回あえて加子母村と村を付けて書かせていただいたのは、僕の「わがまま」からでしょう。(わがままとは、我がそのままの気持ち、と勝手に解釈しています)
 加子母村にも僅かでも「天然のヒノキ林」が残っているのだろうと思います。ヒノキは日本固有の針葉樹である。その中で特に人工林の森が放置され、天然の森が伐採されるなどこれも政府や行政の怠慢と言ったら言い過ぎでしょうか。
 今、木曽の「天然林を守る」取り組みが始まっています。市民も【人工林と天然林の役割の違い】について考えてみる時が来ていると思います。近年の気象変動はあまりにも世界各地で天然林が減少し、本来の自然環境が人間のご都合主義で破壊されていくことへの警鐘だと思っています。(勿論人工林の役割を否定しているものではありません)
 色んな事を考えながらの加子母の旅は楽しい2日間でした。(B)
 

帰 省

お客様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、4月23日(月)~27日(金)までの5日間の旅をしてきました。
旅行代金と所要の事、店休業の事等総合条件を考慮してやむを得ず自家用車を使いました。

1日目
東名阪鈴鹿インターより天理~西名阪を使い大阪南港フエリーのりばへ(19時05分発別府港行き)
フエリーに乗るのは30年ぶり?「さんふらわあ」は初めて。(9245トン長さ153m定員710名)
1時間前に乗船すると売店・デッキカフェ・レストラン・大風呂ありでまさに海に浮かぶ大型ホテルの様。
Bは風呂に入るとMとレストランで夕食バイキング。一番安いツーリスト部屋も連休前のせいかガラガラでゆっくりと寝ることができました。

2日目
別府港には定刻通り朝6時55分に着岸。
下船するとすぐに宮崎県綾町に向かった。綾町は初めて行くのでカーナビ頼り。大分インターから乗ったのだがどうも下調べした高速道路と違う。高速代6千円以上で所用時間5時間半以上ももかかるナビ表示。「おかしい~」大分よりも北の湯布院~福岡方面に入ってしまった。慌て最初のインターで降りてナビを綾町へ入れ直したがまた同じ高速に案内され別府~大分間を1週半してしまった。
ナビのが古すぎたのか東九州自動車道が出てこない。朝食も取ってないし腹が減ってきたが大型チエン店などでは食べたくない、適当な個人店を探したが見つからなかった。仕方なく高速を諦めてとにかく南に向かって走った。一般国道?県道?山辺を走ること約1時間、古い店らしい甲板が見えたので寄ってみた。地元で採れたと思われる野菜果物がいっぱいで安い。おまけに手作り弁当があった。これなら走りながらでも食えると思い大きないなりずしを買った。すると宮崎ナンバーの大型トラックが止まった。「運転手さんですか?この道を走れば宮崎までいけますか?」と聞くとその方はよくその裏道?を走るようでその店で買い物を済ますと「この先ちょっとわかりにくい所があるからついてきな。そこを過ぎると山道に入る。登坂車線があるからそこで僕を追い越しな。その先は1本道だよ」。なんと優しい人なんだ。追い越すときクラクションを鳴らすだけのお礼となった。おかげで無事宮崎県に入れた。途中で小さな道の駅に寄った。「牧水10割そば」320円で食べれた。憧れの若山牧水に思いを馳せた。そして午後3時頃「自然休養村センター綾川荘」に別府から7時間かかってやっと到着。川沿いにある素敵な宿であった。
日本一の規模で残る照葉樹林帯(2012年ユネスコパークに登録)自然と共生する町・照葉樹林都市・・・国の宝として後世に継承しようと住民参加型の活動が行われている。当日は雨降りだったが長さ250m高さ142mの大吊橋から見る照葉樹林帯は美しく、とても感動した。自然を守る活動に感謝です。

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3日目
朝になり雨が止むと「綾川荘」の裏を流れる川縁を歩くとなぜかうれしさがこみ上げてくる。
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宿で東九州自動車道までの道を教えてもらうと、今度はうまくふるさと大分県佐伯市直川まで帰れた。
直川(村)には3人の兄弟が住んでいましたが3人ともガンで亡くなってしっまた。でも兄嫁や甥姪、四国に住むすぐ上の兄も駆けつけてくれ僕たちを大歓迎してくれアユ料理や巻きずしなどの手作り夕食会だった。2年前に亡くなった六男(僕は八男)の初めての墓参りも出来き、その日1泊させてもらった。
帰省にあったて大阪に住む四男から「直川に400年以上まえの釈迦堂石とうがあるので写真撮ってきてくれ」と宿題がでたのでやっと探して見てきた。また自分が行きたかった佐伯の「国木田独歩館」にも行けた。彼の『春の鳥』を読んで感激したからだ。

4日目
別府港18時45分発に乗船するため昼前にはふるさとを離れた。途中姪が教えてくれた「なずなの会」(赤峰勝人ーニンジンから宇宙へ著)の運営する自然食品とカフェに立ち寄り食事した。田舎でもこんな素敵な店があるんだと嬉しくなった。行きと同じコースで、5日目の昼に帰着した。

もう死ぬまでふるさとには帰れないだろうと思う里帰りにしては短い旅だった。でも味わい深い長ーい時間を過ごせた。
何年も前から自分史『ふるさとをもとめて』を書いているのだがなかなか進まない。第3の人生終盤向かうまでには完成したいと思っている。人は希望を失った時から老いが始まると言う。 「今がすべての始まり。」(B)




山暮らし

初めての元旦営業、たくさんご来店いただきありがとうございました。
もう半月も過ぎてしまいました。社会的風潮か、歳のせいか年々新年の感動も薄れて日付が変わるだけかとか思ってしまうのには困ったものです。それでも今年こそは、という意気込みをいくつか思うこのごろです。

思いがけず急に雪が積もったり、今回のように寒波南下、山辺積雪と、雪を覚悟しているのに降らなかったり。
山で生きているのだから、山暮らししよう!と、このところ店を閉めた後、風呂場においてある時計型のブリキの薪ストーブを焚いて狭いところで夕ご飯です。魚は焼けるし、鍋はすぐ煮えるし、暖かで(暑いくらい)一石二鳥なのです。

 厳寒の風呂の追い焚き二度三度 近くに鹿の聲を聞きつつ(M)

宇賀渓 里の赤とんぼたち

 指にとまるアキアカネ


店の裏庭にはミヤマアカネがたくさんいますが、9月に入り涼しくなたせいなのかアキアカネが翅を休めにやってきています。
僕が立てた小さな杭の先にとまったアキアカネに向かって指先を回すと顔と目玉をクルクル回します。かわいそうだから完全にめまいを起こす前に止め、指を差し出すとすぐに止まります。左手で翅をつかもうとすると逃げて元の杭に戻ります。同じことを繰り返しても指に止まりに来ます。そして僕の顔を見ています。他のアキアカネはそこまで何度もしないのに?よく見るとそのこは左の前羽が欠けています。トンボの種類などあまりよく知らないので、ナツアカネとの違いなどを確認したくなった僕は捕まえて虫かごへ入れました。
勿論そのこは嫌がりましたが胸の模様だけ見て放しました。それからもうそのこは現れません。本当にごめんなさい。(B)
 

なつ!

キブシ

宇賀渓の林道にキブシがたくさん実をつけていました。

昨日は、名古屋で「標高による森林の変化を考えよう」という学習会がありました。
このタイトルにも惹かれましたが、講師が北岡明彦先生ということでぜひ行きたいと思いBとM二人で参加してきました。
植物の生育する条件、地質、温度の話から、歴史や材木の話、ブナの生育場所など興味深いお話しであっという間の楽しい2時間半でした。

北岡先生の言葉です。
「まず自然をよく見る、そして感動する。でもそこで終わらないでください。
それがなぜそこにあるのか、どこから来たのか、同じものがどこにあるのか、いつからそこにあるのか、
一つの植物から無限の世界が広がってくるのです。」
自然全体を見ながら、一つ一つの植物をしっかりと愛情を持って見ておられ、久しぶりに聞く北岡先生のお話に自然を見る目がまた開いた気がしました。

登山ブームで年々登山者が増えていますが、登山しながら平地と高地の変化に気づく、樹木の変化に気づく、シカやサルは何を食べているのかを観察する。
そんな登山をされる方が増えるといいなと思いました。




梅雨も明け本格的な夏の始まりです。
暑くなりそうなので、かき氷のご案内です。

いちごのかき氷
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いちご果実で作ったシロップなので、真っ赤にはなりません。
上ののっているのはイチゴの実を砂糖で煮て凍らせたものです。
ちょっと酸味があり、おいしいですよ。 450円

少し前にご案内したクワの実シロップのかき氷はご好評をいただき残り少なくなりました。
売り切れの節はご容赦ください。

雨の宇賀渓

 雨の日のコナラ

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やっと、梅雨らしい日になりました。
今日は登山者も少なく、静かな宇賀渓でした。
雨の日は、山も霞んで見えませんがしっとりとした空気の中
草木は生き生きとしています。
「雨の日はいや!」なんて言わないで。
雨雫で重くなったカエデの枝のトンネルをくぐり、
勢いよく伸びたシダやサルトリイバラに元気をもらい、
傘をさしてのんびり歩いてみませんか。
晴れた日とは又違った楽しみに出会えますね。

 森の中の山小屋コナラ

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宇賀渓の森の中、
カフェ&ギャラリーコナラは
雨の日はとても静かです。
都会の喧騒から離れ
早7年。
自然が好きで、できるだけ自然の中で暮らしたいと
自然との共生を模索しながら
そして、カフェ&ギャラリーコナラとしての役割を
考えつつ店づくりに励む今日この頃です。

 静かにカフェを楽しみたいあなた
 クリエーターなあなた
 絵画好きなあなた
 自然が好きなあなた
 お話ししませんか
 雨の日と平日は、コナラは静かです。
 お待ちしています。





晴天の6月

日野の町(裏通り)


6月と言うのに一向に梅雨空になりません。
暑くもなく寒くもなく、こんな過ごしやすい6月でいいのかと思います。7月になるとどっかと大雨になるのではと心配です。
とはいえ、定休日なので久しぶりに石槫トンネルを超えて滋賀県、日野の町へ行きました。
宇賀渓より車で40分位、昔、日野商人の町として栄えたところですが今は落ち着いた雰囲気の静かな街並みです。

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築150年の古民家を改修して始めた素敵なカフェに伺いました。

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 おいしいコーヒーとケーキ、最高です。


真鶴町まちづくり条例(美の条例)

4月20日NHKテレビの「あさイチ」で、神奈川県真鶴町(まなづるちょう)が取り上げられていました。
真鶴町は1991年から、まちづくり条例策定作業がはじまり、3年後に通称「美の条例」が施行された所です。

店主泥谷は14年前(2003年)「海上の森保護保全連絡協議会」で行われた美の条例(真鶴町町まちづくり条例)学習会に参加しました。
当時愛知万博計画が進む中で、「海上の森を万博開発から守りたい」その思いを具体的活動につなげていく大きな励みになりました。(講師には真鶴町の条例づくりに中心的役割を果たした五十嵐敬喜氏…弁護士・法政大学法学部教授)

真鶴町は、熱海・小田原間に位置する、相模湾に突き出した小さな半島です。海と山に囲まれた自然豊かなところです。
1990年代は日本全国が開発ラッシュで中曽根内閣の都市政策「アーバンルネッサンス」により一層の開発ラッシュが進んだときでした。
そんな中で開発阻止強硬派の町長が誕生し、マンション開発には「水を出さない条例」をつくり全国に知られました。
熱海・小田原と違い温泉の出ない真鶴町では開発推進派の言うリゾートマンションでは客は来ないと言い切ったのです。
「美の条例」を基にまちづくりが行われ、若い人たちや年配者・生業にも活動の場が生まれ海山に囲まれた自然豊かな場所となりました。

私はその後の真鶴町のことが気になっていたのですが情報を得ていませんでした。「あさイチ」で現状の一部をたまたま見て「夜逃げの町から移住のまちに」なっていることに安心しました。
ここ宇賀渓でも見習いたいし、当店のコンセプトでもある「ホットできる居場所づくり」を確立したいと思っています。

厳寒にも春

2月13日
 
 今年3回目の大雪警報が出ましたが、昨日の雪も止み今朝青空がのぞくと屋根の雪解け水が美しい3本の氷柱になりました。
私事で恐縮ですが、3人目の孫が誕生しました。女子で名前は春の七草にも出てくる植物と同じ(ひらがな)になったようです。
 
「寒い朝も心ひとつで暖かくなる~」 年を取り子供たちに教わることが多くなりましたが、孫たちにも教わるまで長生き出来たらと迷惑なことを考えてみたりしています。

 季語雨水ももうすぐです。自然の森の草木も芽吹くのもすぐですね。自然を愛する皆さんまた一緒に山里を歩きましょう。

海上の森を歩きました

海上の森4日
 海上の森 ものみ台

私共が自然に学ぶ原点となった海上の森に(万博開発から森を守っていただいた方たちに感謝しながら)毎年お正月に訪れています。
コナラ年賀状の呼びかけで、11名の自然大好きな人たちが集まりました。
朝の内は曇り空でしたが森の中はあたたかく昼前からは木漏れ日も差し込み、心も温まりました。
10年前より常緑の樹木も大きく育ち、ものみ台からの眺めは大分閉ざされましたが、ソヨゴやサルトリイバラの実が残っているのを見ながら皆でおにぎりを食べました。帰り道も大量の落葉の中を気持ちよく歩くことができました。ありがとう。
プロフィール

森のカフェ&ギャラリーコナラ

Author:森のカフェ&ギャラリーコナラ
コナラキャラクターのコナラっちです。
どうぞよろしくおねがいいたします。
〒511-0266 三重県いなべ市大安町石榑南2999-5 宇賀渓内
tel/fax;0594-78-3045
mobil;090-9663-2168
営業時間 10時~17時(ショップは時間外もOK)
営業日 水・木・金・土・日(但し第3日曜日は休業)

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